突然ですが、みなさんは迷子の子供と出会ったことはありますか？
そのとき声をかけようか、かけない方がいいのか迷った方もいるのではないでしょうか。
そのときは近所の方が母に連絡してくれて、無事に帰宅することができました。
ちなみに文化施設で勤務していたときには迷子の子供を保護したことも。
最近は新型コロナウイルスの影響や子供に関する様々な事件があり、たとえ迷子で子供が困っているとわかっていたとしても、どう対応したらいいのかわからなくなりますよね。
誘拐と思われるリスクだってある。
助けたい！と思っていてもこのような不安から動けない方もいますよね。
ではそんな疑いをかけられないようにするためにはどう対応したらいいのか、注意点はなにかをみてみましょう。
迷子の子供に声をかけるとき、男性1人の場合は要注意！
迷子の子供を見つけたとき、あなたが男性で1人でいる場合は安易に声をかけることは控えた方がいいでしょう。
たとえば親切心から声をかけたときに、親がどこからか出てきて「なにするんですか！」なんていわれたときには、何もしていなくてもこっちが悪いような雰囲気にもなりかねません。
迷子の子供が女の子なら、なおさら男性が1人で声をかけるのは誘拐などの誤解をまねくリスクにつながります。
実際わたしが文化施設で勤務していたときも、迷子のような子供に対して声をかける方はほとんど見られませんでした。
男性が1人で声をかけるより、施設スタッフが対応して保護する方が周りから見ても安心でトラブルをまねく誤解もないからかもしれませんね。
親切心から迷子の子供を保護しようとして思わぬトラブルに巻き込まれることも
変質者による事件が多いこの世の中。
迷子の子供を保護しようとしただけなのに誘拐の疑いをかけられたり、かけつけた親になにかいわれて警察を呼ばれたりする可能性も否定できません。
ゆがんだ世の中だよね。
親も子供を守るために必死なのもわかるけど、話を聞かずに「警察呼びますよ！」なんていわれたら、もう声なんてかけられないよ。
こんなふうに親切がなくなっていくって考えたら悲しすぎませんか。
迷子の子供を見つけたときの対応のポイント3つ！
それでも迷子の子供を放っておくのは危ない。
でも変な疑いはかけられたくない！
そこで迷子の子供を対応するときのポイントを3つ紹介します。
2.声をかけるよりは110番通報が無難
3.男性が女性と一緒にいるときは女性に声をかけてもらう
1.その場から連れていかない
まず迷子の子供をその場から連れて行くと誘拐の疑いがかかるおそれがあります。
周りが見ていて「連れ回していた」なんて証言されたときには逮捕されるかもしれません。
店内なら店員さんをその場に連れてくる方がいいでしょう。
また安易に手をつないで親を探すのも避けた方がいいでしょう。
2.男性1人の場合は110番通報
前にお話した通り、男性が1人で迷子の子供に声をかけるのはちょっとリスクが高いもの。
子供と関わる時間が長くなるほど、誘拐などの疑いがかかりやすくなってしまいます。
そんなときは周りに親がいないかどうかを確認してから110番通報するといいでしょう。
110番通報しながら迷子の子供を少し遠くから見守ることで、子供と直接関わることなく助けることができます。
また店内ならば店員さんに迷子の子供がいたことを知らせるだけで十分です。
親が放置するなどの虐待を受けている子供かもしれません。
そのような子供を助けることにもつながります。
3.なるべく女性が声をかける
男性1人で声をかけるよりも、女性が対応する方がトラブルに巻き込まれるリスクは下がります。
また子連れの場合も誘拐などの疑いをかけられることはほとんどないと思うので、もし声をかけるときは男性よりも女性がベストです。
ただし100％と安心とは限らないので、声をかけてから長い時間子供と一緒にいるのではなく、子供が落ち着いているようであれば店員さんに保護してもらう方がいいでしょう。
路上の場合は声をかけてから親が見当たらないとわかった時点で110番通報。
警察に来てもらうのが早いですね。
【まとめ】迷子の子供を見つけたら声をかけてもいい。ただし子供に関わる時間は最小限にするのがベスト
迷子の子供を見つけたときの対応は悩むと思います。
声をかけてももちろんいいです！
男性1人の場合は注意が必要ですが、「大丈夫？」と話すだけで子供が落ち着くかもしれません。
ただし長い時間ずっと迷子の子供と一緒にいるのは禁物。
店員さんや警察を上手に頼って、子供が無事に保護されるような行動をしましょう！
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