ダイエットや健康にいいとメディアでも注目されている納豆。
我が家の子どもたちも大好きで、離乳食の頃から今までずっとお世話になっています。
スーパーに行くと小粒やひきわり、タレの味など納豆の種類はとても豊富ですよね。
ところで、みなさんはひきわり納豆と粒納豆の違いを知っていますか?
実は同じ納豆でも含まれる栄養素がそれぞれ違うんです。
・大人は粒納豆
・子どもはひきわり納豆
と、わけて購入しています!
好みや料理によって使い分けている方もいると思いますが、ここではひきわり納豆と粒納豆でどのような栄養素の違いがあるのかを調べてみました。
ひきわり納豆は骨を健康にするビタミンKが豊富
ひきわり納豆は粒納豆と比較すると、ビタミンKが多く含まれています。
その数なんと粒納豆の1.5倍!
このビタミンKは骨を丈夫にする効果があり、骨粗しょう症の予防にも効果的です。
納豆の効果はひきわり納豆も粒納豆も同じ
納豆はよくダイエットや美肌効果が期待できるといわれていますが、その効果はひきわり納豆も粒納豆もほぼ変わりません。
納豆に含まれる主な栄養素は
・ナットウキナーゼ
・鉄分
・食物繊維
そのほかにもカルシウムやビタミンEなど、納豆1つで栄養素をバランスよくとることができます。
特に納豆独自の成分であるナットウキナーゼは血栓を溶かす作用があり、継続して食べることで脳梗塞や心筋梗塞などの予防に効果的!
整腸作用のある食物繊維や欠乏しがちな鉄分の摂取までできて、まさに万能な食べ物といえますね。
ひきわり納豆と粒納豆は製造過程の違いによって栄養素が変わる
ひきわり納豆は粒納豆を砕いただけじゃないの?
そう思っている方!
実は作り始めからひきわり納豆と粒納豆は違っているのを知っていましたか?
ひきわり納豆→水に浸す前に皮を取って砕く
ではそれぞれの違いを詳しくみてみましょう。
粒納豆
大粒から極小粒まで様々な粒の大きさが選べる粒納豆。
まず皮がついたままの大豆を水に浸してから蒸します。
蒸した大豆に納豆菌をつけたらパックに詰めて発酵させています。
皮を取り除くひきわり納豆とは違い、粒納豆は皮がついているので食物繊維が多いのが特徴的。
ひきわり納豆
ひきわり納豆は大豆を水に浸す前に、まずは皮をとります。
この時点からすでに粒納豆とは違いますよね。
そして皮をとった大豆を細かく砕いてから発酵させるのです。
粒納豆と比較するとひきわり納豆は砕くことによって表面積が大きくなり、納豆菌が多くつくことから
栄養価に差がうまれます。
そもそもの製造過程が違うので含まれる成分はもちろん、食感や味も違ってくるわけです。
ひきわり納豆に多く含まれる栄養素はこれ!
ひきわり納豆にはビタミンKが多く含まれるということは先にお話しましたが、そのほかに多く含まれる栄養素はなにかみてみましょう。
・ビタミンE
・スペルミジン
ビタミンB1やビタミンEは皮膚の健康や活性化の効果が期待でき、美肌を目指す女性にもおすすめです。
特にビタミンEは抗酸化作用の働きがあり「若返りのビタミン」とよばれるほど。
そしてあまりなじみのないスペルミジンという成分は、なんとアルツハイマーの予防に有効なのです。
このスペルミジンは多くの発酵食品に含まれていますが、ひきわり納豆は特に豊富!
老化を防ぐ効果もあるので、長生きするためにも継続して食べていきたいですね。
【まとめ】ひきわり納豆、粒納豆ともに栄養価は高い!自分に合った納豆を選ぼう
健康を維持するためや美肌やアンチエイジングの効果、ひきわり納豆に多く含まれるビタミンKで骨を丈夫にするなど、いいことづくしの納豆。
まさに栄養満点のスーパーフードです。
特にひきわり納豆は粒納豆よりも高い栄養価が期待できるので、いつも粒納豆を食べている方もたまにはひきわり納豆を食べてみてはいかがでしょうか。
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