冬にかけて旬を迎えるみかん。
甘くてジューシーで、すぐ手に取って食べられるのも魅力の1つですよね。
ところでみなさん、みかんはどのように保存していますか?
わたしは「なんとなく常温で涼しいとことがいいのかな?」と思っていて、実家では暖房のきいていない玄関付近に箱ごと置いていました。
今では床暖房が全部屋についている家や、玄関からすぐにあたたかくなっている家がたくさんありますよね。
我が家も全館空調で玄関から全ての部屋があたたかい家なので、実家のように暖房のきいていない場所がないんです。
ではどこに保存するのか。
あたたかい家の中でみかんを保存しようとなると冷蔵庫ですよね。
正しい冷蔵庫での保存方法知りたい!
そんなふうに思っている方、必見です!
ここではみかんの冷蔵庫保存で気を付けたいことや、保存の仕方についてお話していきます。
みかんを冷蔵庫で保存するときの3つのポイント
結論からいうと、みかんは冷蔵庫で保存することができます!
冷蔵庫で保存するときにはひと手間加えることで美味しく、そしてみかんを長持ちさせることができますよ。
- みかんを1個ずつキッチンペーパーや新聞紙に包む
- ヘタを下にして保存袋に入れる
- 冷蔵室ではなく野菜室で保存する
1.みかんは新聞紙で包む
まずみかんをそのまま冷蔵庫へ入れると乾燥してしまいます。
乾燥予防のために、ちょっと面倒かもしれませんがみかんを1個ずつキッチンペーパーや新聞紙に包みましょう。
2.長持ちさせるためにはみかんのヘタを下に置く
みかんはヘタのついている上の方が皮がかたくなっています。
そのためヘタを下にして置いた方がみかんの重みに耐えることができるので、長持ちさせることができるのです。
また冷蔵庫内で直接冷風を受けることのないよう、保存袋やポリ袋に必ず入れてくださいね。
3.野菜室で保存すること
みかんを保存するときの最適な温度は5~10℃。
冷蔵室の多くは2~5℃なので、みかんを保存するには少し低め。
みかんが低温障害を起こして傷むのを防ぐために、野菜室で保存しましょう。
やっぱりみかんは常温がいい?冷蔵庫での保存期間は2週間
みかんは常温で育てられるので、やっぱり常温保存がベストです。
乾燥しやすいことから冷蔵庫での保存はどちらかというと不向き、、、
かといってあたたかい部屋に常温で置いておくと、みるみる腐ってしまい、カビが生える原因にもなります。
みかんは先ほどお話したように、新聞紙で包んで保存袋に入れたら野菜室で保存することができるので、涼しい場所がない場合は冷蔵庫での保存がおすすめです。
そしてみかんを冷蔵庫へ入れたときの保存期間はおよそ2週間。
常温保存と比べると少し短めですが、冷蔵庫で保存すると甘さが減ってしまうので、2週間をめどに食べるのがいいでしょう。
冷蔵庫で保存したみかんを美味しく食べるコツ
「冷蔵庫で保存したけど美味しく食べたい!」
そんなときは手で揉んでください!
おじいちゃんやおばあちゃんがよく言うよね?
「みかんは揉んだら甘くなるよ~」って。
あれ本当の話なの?
みかんを手で揉んだら甘くなるって本当なんですよ。
わたしはおばあちゃんが勝手に言ってるだけだと思っていましたが(笑)
そもそもみかんって呼吸してるんです!
みかんは呼吸するときにクエン酸を消費するんですけど、手で揉むとみかんに衝撃が加わりますよね。
その衝撃によるダメージを直すためにクエン酸を消費することで甘くなるわけです。
逆に冷蔵庫へ入れると、あまり呼吸せずクエン酸を消費しないので酸味が強くなり、甘さが減ってしまいます。
【まとめ】みかんを長持ちさせるためにも正しい方法で冷蔵庫へ入れよう
常温で涼しいところに保存するイメージのあるみかんですが、冷蔵庫での保存も可能なんです。
少し手間がかかるかもしれませんが、みかんを長持ちさせるためには欠かせません。
正しい保存方法でみかんを美味しく食べましょう!
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